2007年8月31日金曜日

8/31 スウェーデン入り

雨 →カーレスヴァント(フィンランド)→イェリヴァレ(スェーデン)

8月最終日。夏休最後の日。
夜はとてつもなく寒く、寝袋から出ている鼻とか耳が冷たく寝苦しい。
夜明け頃にはアラレが降る程に。

結局、起床したのは13時くらいと遅い。まあいいが。
車内を暖め、準備し出発。

少し行った所でフィンランドに入る。
食堂で飯を食べる。高いが味はそこそこ。
その後、スウェーデンまですぐのはずだったが、何故かスウェーデン国境が見つからない。
20キロほど走って、道を間違えていることに気づき、Uターン。
先ほどの食堂を左に曲がるのだ。


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(フィンランドへ再入国、これが国境。だれもいない。)

スウェーデン入国後、白人2人組がヒッチハイクしていた。
乗せてやろうかどうか迷ったが、悪そうな顔もしてないし乗せてやる事に。
キルナという町までということだが、我々はイェリヴァレが目的地なので、キルナまでは行けない。途中までで良いのなら乗せてやる。それと後部に座席は無くベッドの上に腰掛ける感じでもええか?と聞くとOKとの事。

初のヒッチハイカー乗せで、少々緊張する。
この男女2人はオランダ人で看護士かなんかをしているとの事。キルナ以降はどこへ行くのか聞いていない。
年齢は30前後といったところか。

路側には、雪がちらほら残っている。8月だというのにまったく。
フィンランドに比べ、スウェーデンの道は本当に少々だが悪い。
法定速度は110キロ。勿論、この車で出せる訳も無く80キロで走る。
キルナとイェリヴァレ分岐点で2人を降ろす。彼らにさよならを告げ、イェリヴァレへ向う。
彼らも直ぐにキルナ行きの車を捕まえていた。結構止まってくれるものだと思う。

P8310038
(俺、向こうに何か発見!そしてオランダ人)

イェリヴァレに到着。結構栄えている町だ。給油をしソーセージ等を食べる。物価は、高い。残念ながら。

無線LANも拾えるだろうと考え、探索する。首尾よく見つかった矢先に、パトカーが隣に。職質かと思い、パスポートを提示しようとすると、ノープロブレムだそうで、見ようともしない。
「なんか困ってることあるか?」と警察。信じられない。
警察ってこんなにやさしかったっけ?ロシア時代を思い返しても、あまり良い印象は無い警察が、そんなことを言うなんて。
怪しまれるのも何なので、キャンプ場を探しているんだけどと言うと、よっしゃ着いて来い。みたいな感じになる。
しょうがなくパトカーのあとに着いて行く。有料のキャンプ場へ案内された。残念ながら有料に用は無い。フリーの所あるか?と尋ねると、
良くわからんが山のほうを指差し、いいビューだ。
などど言う。いや、別にビューはどうでもいいんで、フリーのスポットを教えてくれ。

OK!ついてこい!となった。
着いて行くのだが、このパトカー速過ぎ。VOLVOのパトカー。無理をして着いて行く。
すると結構、良い眺めの山頂までつれてきてくれた。まあいいか。明日また町に下りて、ネットしよう。警察官がここは富士山だと言う。
俺はそうなのかもしれんなと言う。
有難うスウェーデン警察。この場を借りて感謝する。
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(でかいポリス、サンクス)

しかし意外な事に、ここでも無線LANが拾えた。山頂に立っている、ホテル?らしき場所からか。なんにせよ良いことだ。

走行距離388キロ
今日も寒くなりそう。雨は止んでいる。 
  

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(スウェーデンへ入国!)

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