曇 ロヴァニエミ→イヴァロ手前
いつもどおり11時くらいに起きる。
寒くて布団から出難いが、意を決して起き上がる。
今日は前日が雨の為にいけなかったサンタ村へ向う。
幸い雨は止んでいるが、曇空が広がっている。
サンタ村は宿泊地点の対面にあった。近い。徒歩30秒。
このサンタ村では、赤色のポストに投函すると、クリスマスに届けてくれるサービスがある。
普通のポストへ投函すると、通常の郵便だが特別なスタンプが押されるらしい。
サンタ村には北極圏境界があり、そこを跨ぐと北極圏だ。
が、前日にどう考えてもサンタ村より少し先に進んでいたので、実は前日に北極圏INしていたのであった。感無量。
(気味の悪い像がある辺りが、北極圏境界線)
サンタクロースのオッサン自体にも会えた。まんまサンタクロースだった。
若干、日本語の単語が話せるらしい。というか十数カ国の言語を操れるとのこと。
サンタクロースはちょうどテレビで世界陸上をご覧になられていた。
このサンタさんと写真をとると、最低でも30ユーロはもぎとられる。
自分での撮影は禁止なのだ。サンタの付き人が写真を撮ってくださる。
僕らはそれを断り、サンタオフィスを後にした。さらばサンタ。
それから暫く走り、イヴァロへ向う。
時たまトナカイが見える。道路を横断する事もあるだろうから注意して走る。
トナカイ、結構でかくて、あれに衝突するとこちらの車もただでは済まないであろう。
途中のパーキングで停泊する事に。
さすが北極圏、くそ寒い。13度くらいしかない。
息が白く、体は縮み上がる。
しかしハゲはいままで半袖であったので、彼はすでに何かを超越しているのかもしれない。
走行距離263キロ
人生で初めて北極圏へ到着した記念日。
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