結論から言うと、無事日本に帰り着きました(書くの無理)
ポンサワンからバスでビンまで行き、ハノイへ向かいました。
ポンサワンからビンまでのバスは、史上最悪でした。
ビンからハノイまでは、南北鉄道で。
ハノイから南寧まで、行きと同じバスで。
南寧から上海までは、悲劇の硬座30時間で。
死にそうになりながら出航1日前に上海到着。
翌日、船に乗り大日本国へ帰りました。
皆さん有難う。ではさようなら。
ユーラシア横断っす+αっす
そろそろ帰ろうと思い始めました。
こっからベトナムのハノイに直接戻る事は出来ないみたいです。
一度ビエンチャンに戻るか、国境の町でハノイ行きを見つけるか、あとは飛行機とか。
適当に考えてとりあえずポンサワンという国境近くの町まで行く事にしました。
翌日7:30にピックアップして貰い、8:30発のバスに乗るとの事でしたが、
実際バスが出発したのは、10:00でした。兎に角出発出来てよかったです。
(お土産としては最悪な部類に入ると思いますが、非常に高価で意味不明)
バスの車内で、僕の前の若い男はなぜかAK-47カラシニコフみたいな銃を背中に抱いており、
なんじゃこいつ?みたいな感じで眺めていたのですが、あんまり見ていて撃たれるのも
とても嫌なので、外をみておりました。山国ということもあり、道はくねくねっと。
すると突然、全席のカラシニコフ男が窓から顔を出し盛大にゲーと。
確かに結構緩急のあるカーブが続いているので、酔っても仕方が無いなと思っていました。
僕は若干気分が悪くなってきてましたし。ゲーを貰うのもあれなんですが、
何故か彼の嘔吐をじっくり見てしまいました。やっぱりAK-47カラシニコフを持った奴のゲーなんて
あんまり見れないし。
嘔吐した後って、口の中になにやら得体の知れないものが残りますよね。
僕も経験あります。んで、嘔吐の後ってツバを吐きますよね。
これがいけなかった。嘔吐した後のツバって粘度が高く、ペーッツって吐いても、
勢い良く飛んでいかない。勢い良く飛ばないから、車速でそのペーッぺのツバが、
ちょうど後ろの席の僕のところまで飛んできました。
飛沫は、僕のズボンをすこし汚しました。とても嫌な気分です。
流石に銃を持った男に、それも大分気分が悪いだろうと思われる男に文句なんて云えませんので、
紙切れで、ズボンを拭きました。彼は出発前にどんだけ飲み食いしたのか知りませんが、
その後3回程嘔吐してました。総計で結構な量です。
流石に悲しくなってきたので、空いている席に移りました。最初からさっさと移っとけばよかったなあ。
なんて事でポンサワンに到着。適当なGHへ。
そして早速近くのツアー会社へ行き、ハノイ行きのチケットがあるか聞きます。
ヴィン行きのバスはあるが、ハノイ行きのバスは無いそうです。たぶん。
ヴィンはハノイからちょっと南に下ったところです。まあそっからならなんとかなるでしょう。
次の便は明後日です。2日に1本しかないのですねえ。
帰国用の船は上海、3/25日で予約しています。間に合うんでしょうか。
ルアンパバーンに到着したわけですが、うろうろしていただけです。
そんなことより、この街のどこかに市場があるらしいのでそれを探す。
理由は、以前購入して爆発した湯沸しをもう一度、という理由です。
バイタクの兄さんに、市場の場所を聞き、乗っけてって貰います。
綺麗な市場ですが、ラオスらしく賑やかな感じは無く、なんとなく閑散としていました。
1軒の電気屋が開いていたので、湯沸しをさがしますと、ビエンチャンで見かけた湯沸しが
ありました。前回購入したブタマークとは違い、やや高級感のあるステンレス製の湯沸しです。
だいたいの相場を知っていたので、交渉はスムーズに。400円くらいでした。
速攻でホテルに戻り、綺麗に洗い、ミネラルウォーターを注ぎ、電源オンに。
パン!という音と共に、すべての電気が止まりました。確実にブレーカーが落ちたのでしょう。
表に出て、ブレーカーボックスを探します。表ではGHを新築するのか、工事のおっさんが
うろうろしていました。どうやら彼らの使用している電源系統まで一緒に落ちたのでしょう。
まったくいい迷惑です。お互い。
案外判りやすいところにブレーカーボックスがありました。一つだけレバーが下に。
ぱちんと上に上げると、工事現場のほうからウイーンと音が。
何ゆえ僕の部屋のブレーカーと工事現場のブレーカーが同系統なのか不明です。
なんでブレーカー落ちたんだろうかと考えながら、もう一回電源を差し込むと、
次は直ぐにはブレーカーが落ちず、変わりに煙が出てきました。
んで、ブレーカーが落ちました。すると、部屋前のおっさんも、うろうろしだしました。
僕もうろうろしながらブレーカーを上げにいきました。
どうも不良品みたいです。
早速、先ほどの店にもどり良品と交換して貰います。その時に電源コードが焦げている事を理由に
5,000キップ取られました。約50円ですが、納得いきませんが、もうどうでもいいです。
速攻で部屋に戻ります。この時利用したバイタクの方が湯沸しより高くつきました。
先と同じ手順で、電源オン。無事に御湯が沸きました。よかったです。
因みにこの湯沸しは4日後に、重いという理由で廃棄しました。
(ツアー会社の写真。子供がにくそいです)
13日は、人間らしい行動はしていない。
バンビエンに来た日に購入したバンビエンマップをみてみると、
サイクリングコースがあるではないか。まったく興味は無いがこのまま底辺の生活を
するのもなんだし、マウンテンバイクを借りて行ってみることにする。
と思い立ったのが14日の14時くらい。遅い思いつき。
地図をみると最適なサイクリングコースは、ざっと見て30キロほど。
自転車の平均時速がなんぼかは知らないが、人生経験上歩きの3倍ほどか。
歩きが時速4キロくらいだから、1時間に12キロは進める。かもしれない。
ということは、日が暮れるまでに帰ってくることは可能のはず。たぶん。
という事を狂った頭で1時間もかけて計算し、15時くらいに出発。
ターーマックだったのが、最初の4分の1だけで、後はほとんどグラベルだった。
マウンテンバイクってなんで、あんなにサドルが小さくて長いんだろうか。
お尻がもげそうになりながら、なんとか完走する。というか完走しなくては帰れない。
15日は、名残惜しいがバンビエンから退散する。
世界遺産の町、ルアンパバーンへ。
バンビエンからならバスで7時間と比較的近距離。
ルアンパバーンでは、メコン川近くのゲストハウス。10ドル。
メコン川に近く、部屋も綺麗で満足。
今日はホテルを変えなくてはいけない。
昨日、満室だったホテルで空きを聞くと空いてるとの事。13ドル。
ただ、5階という悪条件。バックパックを背負って5階は地獄だ。
今日はビエンチャンの観光に費やす。
フランスの凱旋門みたいなところに行き、トップまで上る。しんどい。
あと適当にぶらついて今日は終了。
翌日、バンビエンへ向かう。
悪名高きバンビエン。いざゆかん。
9:45発だったが結局1時間送れて出発。どういったチケット発券方法かしらないが、
数人がバスに乗り切れず困っていた。どうするんだろう。
マイクロバスで山道をうねうねする。
14時くらいにホテル前に到着。面倒なので、というかバンビエンの情報が
まったく無いので、このホテルにチェックイン。翌日の宿を探しに行く。
貸し自転車に跨って、バンビエンの町を行く。川沿いに良さそうなゲストハウスを発見。
値段もまあエアコン付きにしては手頃だったので、翌日はここに泊まろう。
しばらく町を探検する。国境でしりあった若い日本人と遭遇する。
聞くと向こうに洞窟があるので行ってみると良いとのこと。
早速いってみるが、閉館?30分前で、非常に係りの人が嫌がっていたので、
明日にくる事にする。結局、翌日も行かなかったのだが。
夜、コーヒーを飲もうと、ビエンチャンで購入した豚形湯沸かし器をセットすると、
閃光が走り、バンッと音が鳴り内部の熱線が爆発した。
ギャーびっくりした。わずか2回目にして壊れるとは。