2007年10月9日火曜日

10/9

晴 →エードロ→ティラノ

ヴァルカモニカの壁画。
「なるほど地図帳2005」に記載されていた世界遺産。
果たしてどこに在るのだろうか。ヴァルカモニカと付く位であるからして、
まずヴァルカモニカにあるというのは容易に想像がつく。
停泊地に人が何人かいたので、コウイチロウがヴァルカモニカの場所を教えてもらうのだが、どうやらここら一帯がヴァルカモニカらしい。
ヴァルカモニカを辞書で調べてみると、「ロンバルディア州ブレシア県,カモニカ渓谷の約70平方キロにおよぶ地域」とある。

これでは見つけようが無いではないか。では、壁画の事を聞いてみようと試みるが、壁画の英単語がわからず、ロックアートだ、岩アートだとか言ってみるがさっぱり通じない。
しかし、レストランのウェイターに奇跡的に通じて(未だに信じられない)、
「CAPO DI PONDE」カポ・ディ・ポンデを教えて貰った。これが壁画の事を指すのか、さっぱり解らないが、とりあえず行ってみるしかない。

すると途中の道で意味不明な絵が書かれた看板を発見。
これは間違いない。壁画だ。
看板に沿って進むと、それらしい公園を発見する。
1人あたり2ユーロを支払い、入場する。もう壁画なんてどうでも良かった。この世界遺産が見つかっただけで、充足感に包まれていた。
まあそれでも一応来たのだからチラチラっと見学する。
岩に何かしらの絵が。有史以前に書かれた物らしいがそう考えると、悠久の流れを感じる。

さて、またアルプスを越えてスイスに戻ろうか。
ガヴィア峠へ向うが、途中通行止めである事をガソリンスタンドの兄ちゃんに教えてもらう。
工事中か、崖崩れか。イタリア語さっぱりなので、よく解らない。
西にあるティラノという町からスイス入りすることにする。

イタリアに入ってから学んだことは、レストランが17時くらいからしか開店しないという所が多い。
昼飯時にもやっているんだろうが、まず起きていない。
今日もようやく17時になり、レストランを探す。まだパスタを食べていないので、なんとかしてパスタを食べようと頑張るが、パスタは19時からの店が殆どだった。なんじゃい。

しょうがないので、車の中で19時が来るのをじっと待った。
その甲斐もあり、ようやくパスタにありつけたのである。
味は、まあ普通かな。

走行距離126キロ
イタリアは石油高し。ディーゼルで1リットルあたり1.2ユーロはする。
いままで一番高価なディーゼルである。

PA090005 (岩絵どこじゃい)PA090007 (どこじゃい)PA090013 (岩絵、意味不明)PA090015 (道中の露天商、色んなものがいい加減な値段で売っていた)

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