2007年10月4日木曜日

10/4 ローヌ氷河

雨のち晴

昨晩から雨が降っている。
せっかくのスイス観光も、雨ではもったいない。見る国なんだから。
が、いつもどおり昼間で寝ていたので起きた頃には降り止んでいた。

曇天の中、南へ向い走り出す。
時間が経つにつれて、若干晴れてくる。よかったなあ。

アルプスの峠を走る。日本の峠道と同じで、うにょうにょぐにゃぐにゃ。
どんどん標高が上がっていく。この日の最高高度は、2431m。
結構な高さである。ガードレールが少なく、気持ち石が置いてある程度。
落ちたら、まず死ぬる。だが、景色は絶景。本当に絶景だった。

途中、売店らしき店があったので寄る。そこで、900円くらいするピザもどきを食べる。
これが900円か、やはり標高が高いところは値段も高い。
金剛山もそうだった。
店のおっさんは、「こんにちわ」「ありがとう」といった簡単な日本語を知っていた。よく日本人観光客がくるのだろうか?
どうも1ヶ月ほど前に、日本のテレビ局(朝日テレビとかなんとか)が来ていた様である。
その時の様子を、自称シンガー・ダンサーの女史に見せて頂いた。
どうも古館イチロウらしき人物が写っていた。ロケ現場の映像である。
(後で調べてみると、「報道ステーション」のロケだったらしい、地球温暖化がどうとかなんとか…)
だから店のおっさんは日本語の単語を覚えたのか。なるほど。

さてそろそろ行くかとなった時に、その女史が「向こうのxxxは見たか?」と聞いてきたので、
いいや見ていない、見れるの?と。見れるらしい。
向こう側には、なにやら変わった景色が。立ち入り禁止で見れないだろうと、思っていたので、後で遠目でみてやろうと考えていた。
女史に連れられて上の土産物屋へ。そこから入れるのだ。
しかし、その場所へ行くには、1人5スイスフランが必要。なんなのか解らない物に、5スイスフラン払うのはちょっとなあ。と思っていると、その女史が「こやつ等は、日本から来たみたいだ。私の友達なんだ」と言って、無料で中に入れてくれた。ダンケ!女史。

そこは、氷河だった。
ローヌ氷河(Rhone Glacier)。これまた絶景が広がる。
すこし進むと、氷河の中に入れそうな道が続く。
氷河の中は青く、美しい。筆舌に尽くし難し。
とにかく綺麗。最果ての地。とかなんとか。
この氷河も温暖化により、すこしづつ減っていっているらしい。

このローヌ氷河に発し、フランス南東部のローヌ川に。
更に、レマン湖を経て、最終的には、地中海のリオン湾へ注ぐ。つまり、この川を泳いでいけば地中海に出るのだ。

女史と握手し、有難うと述べる。さようなら。
スイス、恐るべし。

走行距離107キロ
スイスって意外と暖かいのね。

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(看板。最初は意味不明)

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(岩かと思いきや、氷河だった)

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(氷道内は青く美しく)

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(ローヌ氷河のある山)
 
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