2007年10月17日水曜日

10/17 パンノンハルマ

起床して、国境へ向う。
停泊地から国境までは数キロしか離れていなく、直ぐに到着した。
長蛇のトラックに比べて、こちらはスムーズに完了。
「ハンガリーに入ったよスタンプ」をガシャンと押して貰う。
「オーストリアから出たよスタンプ」を押して貰う所はなかった。
今までなら、出国側の詰所と入国側の詰所があったのだが、今回はなかった。ヨーロッパの制度は本当に謎である。

どうもハンガリーの高速道路は有料らしい。何種類かのパスがあって、1日なら700円程度。
1週間ならいくら、1年ならいくら。といった感じの仕組みらしい。勿論、下道で行くので関係無し。
しかし、上記の値段は安い。
距離では無く日単位での請求というのも宜しい。
日本なら700円でどこまで行けるだろう。
大阪なら松原から池田あたりが限界か。

ドイツで購入した地図も、ハンガリー辺りになると広域図しか記載されていない。街の名前もある程度、大きな街の名前しか記載されていないので困る。
とりあえずブタペスト方面へ向いたいのだが、途中から標識にブタペストの名前が表記され無くなってしまった。地図に記載されている街の標識も無いので、とにかく東へ向う事にする。
途中分岐があったら、より東っぽい道を選んで進む。

昼食時にハンガリーの世界遺産である「パンノンハルマ」に行く事に決める。「パンノンハルマ」が何なのかいつも通りさっぱりわからない。
場所もある程度の精度でしか解らない。もはや辿り着けないであろう。

と思っていたら、何気にユネスコ看板を発見する。英語でパンノンハルマと書かれている。
あの看板を見過ごしていたら、一生辿り着けなかっただろうな。
ロシア時代を思い出させるような路面状況の悪い道であったが、
すこぶるいい天気と牧歌的な雰囲気のハンガリー道は悪くなかった。

IMGP3906(パンノンハルマ?)

パンノンハルマは、ハンガリー北西部の都市ジェール近郊にある町であり、ベネディクト会修道士が建築した修道院がなんとかかんとか。
修道院とその自然環境が世界文化遺産らしい。
とりあえず、何処からでも目立つ修道院らしき建築物に行ってみるが、
門に立っていたおっさんに「Closeです」と告げられ終了。
中には入れなかったが、きっと素晴らしい建築物なんだろうと思い、立ち去る。

 IMGP3910(向こうがCloseなおっさん)

スーパーで晩飯のパンを買い、停泊地は道路の脇。

走行距離177キロ

軽油の値段はそんなに安くない。というか高い。
279フォリント/1リットルで、日本円にして約195円(1フォリント/0.7円換算)石油に関しては、もはやGNPが日本より低いとか全く関係ない。

  IMGP3912
(パンノンハルマなキリスト像)

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