10/10 サンモリッツへ

晴曇 →サンモリッツ（スイス）→クール郊外

当初来る予定のなかったイタリアに行き、更に予定になかったリヒテンシュタイン公国へ向おう。
今日は、イタリア最後の日になるだろう。停泊地から５分走ると、そこはスイスだった。
スイス、なにもかも懐かしい。パスポートにスタンプを頂戴し、サン・モリッツへ向う。

サン・モリッツ。特に何も無い。キャンプ場を見つけたのでシャワーを浴びる事に。シャワーは３分間で１トークンと言われた。トークン？トークンリング？ＴＣＰ／ＩＰ？
どうやら１トークン１CHFらしい。シャワー専用通貨なのか。
そのままでいいじゃねーか。シャワーを浴び、気分すっきり。
髭も剃りまくる。

更にアルプスを越える。
うにょうにょした道をひたすら進む。
森林限界を超えて、そこは世界の終わり。荒野。
途中で水を補給する。スイスとかイタリアでは、そこらじゅうに水が溢れていて大変便利。
アルプスの天然水であるからして、無料で頂戴出来るとなると非常にお得である。

途中、崖っぷちに建てられた砦らしきものを発見する。
誰も居ない。悠久の歴史を感じさせる砦。昔々の砦。既に内部は荒れ果てていた。
当時、この砦はどのように運用されていたのか気になってしょうがないが、きっと楽しくやってたんだろうな。

（砦ちらり）

夕食は１８時に摂る。昼を逃すとこの時間まで待たなければいけない。
一番安いペペロンチーノを頼む。値段の割には量が少なく腹は５分目程度。足りね。
その店から５分ほど走ったレストランで更に一番安いペペロンチーノを頼む。困ったことに、先ほどの３倍近くの量が出て来たので、驚愕を隠し切れなかった。
とても食べられない。が、頑張って完食一歩手前まで食べた。
ここのレストランの主人が酷く酔っ払って見えたのが印象深い。

走行 距離１３５キロ

（サンモリッツ）（ペルニナ峠）

（ジュリエル峠）