非情の雨
結局、起きたら雨が降っていた。なんの為に延期したのだ。
昨晩は星がでていたから、明日は晴だなんておもっていたのだが。
何をするでもなく、車内でだらだらする。
15時くらいまでだらだらしていたら、雨が弱まってきた。
これなら多少濡れるくらいで、ミッシェルを見ることが出来るであろう。
暫く走り、ミシェルが見えてくる。西洋の驚異と云われたミッシェルが。
駐車場は4ユーロ。素早く支払い、車を停める。雨は小雨だ。
ミッシェル内部は、なんと言うか小さな町だ。
そして迷宮だ。あまり大きくは無いが、3次元で入り組んでいる。
大きな修道院があり、その中に入るのに8ユーロ程。とても払える額では無いので、きっぱり諦める。
修道院に入れなくても十分にミッシェルの良さというものを堪能できる。
と思う。
昔は干潮時にしかミッシェルへは辿り着けなかったらしい。
今では道路が出来ており、いつでも誰でも行ける。
満潮時には、海にミッシェルが浮かんでいたのだろう。見たかったなあ。
次は月の都ボルドーへ向う。大南下だ。
今日中に途中にあるナントまで向う。SAでシャワーを借りるのだが、フランスのシャワー相場どおり、一人2ユーロ。だが、なんと髭剃りを無料でくれた!踊らない3枚刃だ。早速、無精ひげを剃りまくる。
よく考えてみると今日は食事をしていない。そうだ食事をしよう。
ナントの町で、久しぶりケバブ屋を発見。「ケバブに外れ無し」の格言通り美味かった。
そこの店主がまたゲラで、よく笑うオッサンだった。だが、それが良い。
走行距離314キロ
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