2008年2月3日日曜日

2/3 香港、九龍へ

  次の目的地は香港。
中国にノービザで入ったため、残滞在期間が怪しくなってきたのだ。
通常であれば、余裕で次の国にいけるであろうが、この時期は微妙だという事がわかった。
その為、一時香港に入り滞在期間のリセットを行う事にした。

広州から香港への主なルートは列車かバスであろう。
とりあえず、列車でいってみよう。

まあ、なんとなくそんな気がしたのだが、今日も広州駅に近づけない。
1時間ほど粘ってみたが、道の封鎖が解ける気配がしない。

PICT0043PICT0042

(果てに見えるは、広州駅。歩道橋の下あたりから封鎖されている)

※後で知ったことだが、この日の前日あたりで駅に人が集中しすぎて死人がでたらしい
ひょっとしたらそれが原因かもしれない。わからないけど。

しょうがないので、広州東駅でチケットを手配しよう。
地下鉄へ向かう途中で、中華飯店?という大きなホテルの前に「九龍」と書かれた看板を発見。
恐らく、確実に香港行きのバスであろう。チケット売りのおばはんに値段を確認。
一人80元(約1200円)。まあこんなもんかな。
チケット購入、すぐに発車となった。非常にまともなバス。変わった点といえば、右ハンドルだった事。

2時間ほどで中国と香港の国境(果たして国境というのだろうか)に到着。
出入国の手続きを済ませて再度バスに乗り込む。

知らなかったのだが、香港は日本と同じ左側通行で右ハンドルだった。
まあ確かにイギリスの租借地だった事を考えればあたりまえか。
そして非常に日本車が多かったのが印象深い。交通マナーも決して悪くない。

車でユーラシアを横断したわけだが、この中国だけは無事に運転する自信が無い。
フランスやチェコもマナーが悪く、道も分かり難かったがそれ以上の何かが中国にはある。
しかし、中国人の運転の巧さ?は尊敬する。四方に注意を払い、ぎりぎりすれすれの接触寸前でかわす
技巧派。本気で運転しているといった感じ。日本であの運転をすれば、すぐに接触事故を起こすだろう。
後ろの車がちゃんと前方を見ている、という確信が無い以上、あの割り込みは出来ない。
正に運転の康師博である。

さて、香港に到着したわけではあるが、バスを降りた場所がどこか分からない。
ホテルがどこにあるのか分からない。1香港ドルが何円になるのか分からない。香港がなにか分からない。

とりあえず1万円を香港ドルに両替する。おおよそ人民元と同じくらいか、ちょっと良いくらいか。
地図を見るも、中心部、九龍周辺しか記載されていない。
地下鉄を発見。どうも九龍からちょっと離れた場所にいるらしい。
今いるところが「太子」で「九龍」まで3駅。地下鉄に乗って九龍へ向かう。

有名なチョンキンマンションで宿をとることに。途中で、客引きのおばばに遭遇して、
隣のゲストハウスへ。200香港ドルと安くは無い。チョンキンマンションの大して値段が変わらないので、
そこに決める。値段の割には快適では無い。狭く、お湯も5分くらいしか出ない。
※「合意賓館」54-64NATHAN ROAD, TSIM SHA TSUI, KOWLOON, H.K.
     MIRADOR MANSION, FLAT A11.5/F

DSC_0074 (無線LANは無し)

御休み香港

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